人はなぜ働くのか、何のために働くのか。働く意味って何だろう?
幼い頃に「何になりたい?」と聞かれたことはあると思いますが、「職業=夢」のように考えたこともあるのではないでしょうか?社会人になると生活の中心が仕事になってきます。
自分の仕事を決めるにあたり、「働く」ということがどういうことなのか、考えてみましょう。
“働く”って生活を維持するため?
働くことで給料がもらえ、お金があれば、食べ物や洋服など生活に必要なものが買えます。遊ぶこともできます。人間として充実した生活を送るためにお金は必要で、お金を得るための基本的な手段が働くということではないでしょうか。
“働く”って社会との関わりを持つため?
仕事をするということは社会との関わりを持つということでもあります。仕事をすることで一見、役に立っていないように見えても、何らかの形で誰かの役に立っています。自分の割り当てられた仕事を誠実に行い、それが社会貢献につながっているのではないでしょうか。
“働く”って自己を成長させるため?
働く意味を自己実現に見出す人もいます。
仕事に従事する時間が1日の大半を占めます。そのため、仕事を通じて自分の個性を発揮し、自分がやりたいことをする、自分を成長させるということも一つの価値観かもしれません。
Ⅱ.職業選択のポイント!
職業選択するためには様々な要素があると思います。その中でも、今回は3つのポイントに絞ってご紹介します。
①自己理解 ②情報収集 ③助言相談
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自分の趣味や関心、能力や適正を知りましょう。
自分の強みやアピールポイントを書き出してみると新しい自分を再発見できるかも! |
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事前にどんな企業なのか、就業形態などの情報も収集・整理しましょう。
ヒアリングによる細かな情報も整理しておくと会社選びに役立ちますよ♪ |
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会社情報収集シート
会社を選ぶ際のポイントとして、会社の情報を書き込める収集シートです。面接時の質問にも役立ちますよ♪
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まずは身近な人に相談。
ハローワークやフレッシュワークAKITAでも気軽に相談にのってくれますよ♪ |
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Ⅲ.就職活動するにあたって
“就職活動“といっても、事前準備(自己分析・企業分析)や履歴書・職務経歴書作成、採用試験、面接など様々な活動がありますが、やはり何といっても大事なのは「気持ち」です。強い気持ちを持って就職活動に臨みましょう。
●どんな職種でも「一緒に働きたいと思わせる人」を望んでいます♪
皆さんも「働きやすい職場」を選ぶように、企業側も「一緒に働きたい人」を選びたいと思っています。一緒に働きたいと思わせるには、スキルや気配りなど様々なポイントがありますが、面接など限られた時間の中では「意欲や熱意」といった、分かりやすい形でアピールしてみましょう。
●就職活動そのものを楽しもう♪
「今しかできないことだから楽しもう!」と、とにかく前向きに見方を変えてみましょう。ポジティブな思考と行動は必ず良い結果につながるはずです。
●不採用の通知がきたら・・・
不採用はその人自身を否定しているわけではありません。その企業が求めている人材・能力と一致しなかっただけです。「今回は人材が一致しなかったんだね。じゃあ一致するところを探そう!」と前向きに考えましょう。皆さんの持っている能力を今、必要としている企業が必ずあります。
Ⅳ.面接のポイント!
ポイント1 自己紹介と志望動機はしっかり準備しよう!
自己紹介と志望動機は、あらゆる会社の面接で必ず聞かれますよ。事前に自分なりの考えをしっかりまとめておくことをおすすめします。また、事前に会社や、その製品について調べておくことも効果的です。
ポイント2 むずかしい質問には素直に「わかりません」と言える勇気を持とう!
とっさに答えられないようなむずかしい質問がでたら、あいまいにごまかしたり、シドロモドロになるよりは素直に「わかりません」と答えたほうがよいでしょう。
答える内容は簡潔明瞭にしましょう。面接は短い時間での自己PRなので、ダラダラ話をしていてはそれだけ相手に悪い印象を与えてしまいます。
ポイント3 「終わりよければ全て良し」退室するまでが面接です!
質問が終わったからといってホッと気を緩めないように気を付けましょう。退室するまで気を抜かずに、あいさつやドアの閉め方など最後のしめをしっかりとしましょう。